団体信用生命保険って何を選べば良いの?

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ローン関係

住宅ローンを組む際、各金融機関で借入条件にもなっていることが多い団体信用生命保険(以下、団信)ですが、

細かい内容含め数多くの商品が出ております。

一通り目を通して、自分に何が必要か判断して加入するようにしましょう。

また借換える際には今加入している団信と新しく加入する団信を

比較検討の上、借換えるようにしましょう。

一般団信

【死亡・高度障害】に該当した場合、

【余命6ヶ月以内(リビングニーズ)】と診断された場合、

住宅ローン残高がゼロになります。

ワイド団信

ワイド団信は通常の団信から加入条件を緩和した保険です。

例えば、高血圧症や糖尿病、肝機能障害等、

健康上の理由でこれまで加入できなかった方でも加入できる場合があります。

ガン団信

【死亡・高度障害】に該当した場合、

【余命6ヶ月以内(リビングニーズ)】と診断された場合、

【ガン(悪性新生物)】と診断されたら、
*上⽪内新⽣物(上⽪内ガン)および⽪膚の悪性⿊⾊腫以外の⽪膚のその他の悪性新⽣物(⽪膚ガン)は、診断給付⾦のお⽀払い対象となりません。上⽪内新⽣物(上⽪内ガン)には、⼤腸の粘膜内ガン、膀胱や尿路、乳管等の⾮浸潤ガンを含みます。
*借⼊⽇より91⽇⽬以降に罹患した悪性新⽣物(ガン)が対象となります。

住宅ローン残高がゼロになります。

3大疾病

【死亡・高度障害】に該当した場合、

【余命6ヶ月以内(リビングニーズ)】と診断された場合、

【ガン(悪性新生物)】と診断されたら、
*上⽪内新⽣物(上⽪内ガン)および⽪膚の悪性⿊⾊腫以外の⽪膚のその他の悪性新⽣物(⽪膚ガン)は、診断給付⾦のお⽀払い対象となりません。上⽪内新⽣物(上⽪内ガン)には、⼤腸の粘膜内ガン、膀胱や尿路、乳管等の⾮浸潤ガンを含みます。
*借⼊⽇より91⽇⽬以降に罹患した悪性新⽣物(ガン)が対象となります。

【脳卒中(脳梗塞・脳内出血・くも膜下出血)・急性心筋梗塞】で所定の手術を受けた又は、
所定の状態が60日以上継続したら、
*所定の状態…
脳卒中:言語障害、運動失調、麻痺等の他覚的な神経学的後遺症が継続した場合。
急性心筋梗塞:労働制限を必要とする状態が継続した場合

住宅ローン残高がゼロになります。

8大疾病

【死亡・高度障害】に該当した場合、

【余命6ヶ月以内(リビングニーズ)】と診断された場合、

【ガン(悪性新生物)】と診断されたら、
*上⽪内新⽣物(上⽪内ガン)および⽪膚の悪性⿊⾊腫以外の⽪膚のその他の悪性新⽣物(⽪膚ガン)は、診断給付⾦のお⽀払い対象となりません。上⽪内新⽣物(上⽪内ガン)には、⼤腸の粘膜内ガン、膀胱や尿路、乳管等の⾮浸潤ガンを含みます。
*借⼊⽇より91⽇⽬以降に罹患した悪性新⽣物(ガン)が対象となります。

【脳卒中(脳梗塞・脳内出血・くも膜下出血)・急性心筋梗塞】で所定の状態が60日以上継続したら、
*所定の状態…
脳卒中:言語障害、運動失調、麻痺等の他覚的な神経学的後遺症が継続した場合。
急性心筋梗塞:労働制限を必要とする状態が継続した場合

【糖尿病・高血圧症・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎】で就業不能が12ヶ月を超えて継続したら、
*就業不能…
入院または医師の指示による自宅療養等により、本人の経験・能力に応じたいかなる業務にもまったく従事できない状態。

住宅ローン残高がゼロになります。

11疾病

【死亡・高度障害】に該当した場合、

【余命6ヶ月以内(リビングニーズ)】と診断された場合、

【ガン(悪性新生物)】と診断されたら、
*上⽪内新⽣物(上⽪内ガン)および⽪膚の悪性⿊⾊腫以外の⽪膚のその他の悪性新⽣物(⽪膚ガン)は、診断給付⾦のお⽀払い対象となりません。上⽪内新⽣物(上⽪内ガン)には、⼤腸の粘膜内ガン、膀胱や尿路、乳管等の⾮浸潤ガンを含みます。
*借⼊⽇より91⽇⽬以降に罹患した悪性新⽣物(ガン)が対象となります。

【糖尿病・高血圧症・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎・脳血管疾患(脳梗塞・くも膜下出血)・心疾患・大道脈瘤及び解離・上皮内心生物・悪性黒色腫以外の皮膚ガン】で入院が継続して180日以上となった場合、

住宅ローン残高がゼロになります。

全疾病保証

【全疾病(全ての病気、怪我)】で180日以上入院又は所定の就業不能状態が12ヶ月継続した場合、
住宅ローン残高に相当する保険金が支給されます。また所定の就業不能状態になった場合、
最大12ヶ月に渡り月々の住宅ローン返済額が保険金として支払われます。
*精神障害は除きます

こちらの保証は単体提供ではなく、他の団信に付帯しているケースがほとんどです。

新機構団信(住宅金融支援機構)

【死亡】に該当した場合、

【身体障害】に該当した場合、
*身体障害者福祉法に定める障害の級別が1級又は2級の障害に該当し、身体障害者手帳の交付を受けたとき
*交通事故だけでなく、スポーツ中の事故の怪我、病気など原因を問わず
*入院日数(例:180日以上)や就業不能期間(例:12ヶ月以上)問わず

住宅ローン残高がゼロになります。

【身体障害と高度障害の違いとは?】
例)
交通事故が原因で片腕を切断した場合(2級):身体障害○・高度障害×
スポーツ中の怪我で脳挫傷となり、片側手足が全く動かなくなった場合(2級):身体障害○・高度障害×
緑内障で視力が低下し、矯正視力が右0.01、左0.03(左右計0.04)に落ちた(2級):身体障害○・高度障害×
両耳の聴力レベルがそれぞれ100デシベル以上となった(2級):身体障害○・高度障害×
言語による意思疎通が全くできなくなった:身体障害×・高度障害○
以下のいずれかの理由で日常生活が極度に制限
・不整脈で心臓に恒久的ペースメーカーを装着した:身体障害○・高度障害×
・心筋梗塞で心臓の一部が壊死、人工弁を装着した:身体障害○・高度障害×
・糖尿病が原因で腎臓に障害、人工透析が必要した:身体障害○・高度障害×
・直腸ガンで直腸を切断、人工肛門を造設した:身体障害○・高度障害×
・膀胱ガンで膀胱を全摘、人口膀胱を増設した:身体障害○・高度障害×

新3大疾病付機構団信(住宅金融支援機構)

【死亡】に該当した場合、

【身体障害】に該当した場合、
*身体障害者福祉法に定める障害の級別が1級又は2級の障害に該当し、身体障害者手帳の交付を受けたとき
*交通事故だけでなく、スポーツ中の事故の怪我、病気など原因を問わず
*入院日数(例:180日以上)や就業不能期間(例:12ヶ月以上)問わず

【ガン(悪性新生物)】と診断されたら、
*上⽪内新⽣物(上⽪内ガン)および⽪膚の悪性⿊⾊腫以外の⽪膚のその他の悪性新⽣物(⽪膚ガン)は、診断給付⾦のお⽀払い対象となりません。上⽪内新⽣物(上⽪内ガン)には、⼤腸の粘膜内ガン、膀胱や尿路、乳管等の⾮浸潤ガンを含みます。
*借⼊⽇より91⽇⽬以降に罹患した悪性新⽣物(ガン)が対象となります。

【脳卒中(脳梗塞・脳内出血・くも膜下出血)】と診断された時又は、手術を受けた時、
*診断された時…発病し初診日からその日を含めて60日以上、麻痺や運動失調、言語障害などの他覚的な神経学的後遺症が継続したと医師により診断された時
*手術を受けた時…治療を目的とする所定の手術を受けた時

【急性心筋梗塞】と診断された時又は、手術を受けた時、
*診断された時…発病し初診日からその日を含めて60日以上、労働制限を必要とする状態が継続したと医師により診断された時
*手術を受けた時…治療を目的とする所定の手術を受けた時

【介護保証】に該当した場合、
*公的介護保険制度の要介護2〜5までのいずれかに認定された時又は保険会社所定の要介護状態に該当したとき
例)
食事、排泄、入浴、衣服の着脱に介助が必要な場合
松葉杖や手摺等で支えても、歩行が1人ではできない状態
介護者に抱えられ、またリフト等の機器を用いらなければ、浴槽への出入りが1人では出来ない状態
*公的介護保険制度対象外の「39歳以下」、「40〜64歳」の方は所定の要介護状態が180日以上継続すれば支払対象に

住宅ローン残高がゼロになります。

各団信選び方のポイント

【加入時の年齢制限】
・一般団信…加入時年齢に65歳以下や70歳未満の条件が多い
・ガン団信…原則加入時に50歳未満の条件が多い
・3大疾病…原則加入時に50歳未満の条件が多い
・8大疾病…原則加入時に50歳未満の条件が多い
・11疾病…原則加入時に50歳未満の条件が多い
・全疾病…原則加入時に50歳未満の条件が多い
・新機構団信…告知日現在満70歳未満
・新3大疾病付機構団信…告知日現在満51歳未満

ガン団信や3大疾病等、保証を手厚くする場合は50歳までに一度検討してみるいいと思います。
50歳を超えていたり、健康診断等に引っかかると加入できなくなるケースが多くなります。
新規加入の方も住宅ローン借換える方も年齢、健康状態を頭に入れながら選択するようにしましょう。

【疾病内容は微妙に違う】
・8大疾病と11疾病
11疾病の方が保証は手厚いが、脳卒中・心筋梗塞は8大疾病の方が保険金が下りやすいです。
・全疾病
全ての病気、怪我へ保証されているが、ガン保証は外れています。

各金融機関・保証によって保険金支払い事由が異なります。
それぞれ自分に合う保証を付ける様にしましょう。

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