実際に住宅ローンを借換えるには、
下記の内容を踏まえて検討していく必要があります。
お手元に借入時の資料一式と
直近の償還表(金融機関から届く残高等が記載してある書類)を用意して、
一緒に確認していきましょう。
借換えポイント
一般的に下記3つの条件を満たしている場合、
毎月の返済額や総返済額を軽減できる可能性が高いです。
*1つや2つでも軽減できる場合もあります。
⒈借換え前後の金利差が年1%以上ある
⒉住宅ローンの借入残高が1,000万円以上ある
⒊返済期間が10年以上ある
お手元の償還表の金利、残高、年数はいかがでしょうか。
金利選び方
2022年8月現在、
変動金利は0.289%〜0.975%で推移し、
全期間固定金利は1.33%〜2.56%で推移しています。
借換えといえば金利選択が難しいところですが、私のおすすめは変動金利です。
私自身も変動金利で住宅ローンを組んでおりますが、
金利変動のリスクを負ってでも、
毎月の支払い割合の大半を元金が占める為、返済スピードが早いです。
お手元の償還表又は借入時の資料の金利商品は何になっているでしょうか。
団体信用生命保険選び方
住宅ローン借換え時に、
団体信用生命保険(以下、団信)の保証を手厚くすることが出来ます。
団信プランは各金融機関で取扱いが異なりますが、下記プランが主要なプランです。
⒈一般団信
*金利上乗せ無
*死亡・高度障害となった時
⒉ガン団信
*金利上乗せ有(無しの商品もあります。)
*死亡・高度障害となった時
*ガンと診断された場合
*借入残高の50%保証や100%保証があります。
⒊ワイド団信
*金利上乗せ有
*死亡・高度障害となった時
*金利上乗せを条件に健康上の理由で、
一般団信では加入が難しい方へ引受範囲を広げた団信です。
(必ず加入できるわけではありません。)
⒋3大疾病団信
*金利上乗せ有
*死亡・高度障害となった時
*ガンと診断された場合
*心筋梗塞、脳卒中と診断された場合
⒌11疾病団信
*金利上乗せ有
*死亡・高度障害となった時
*ガンと診断された場合
*10種類の生活習慣病で入院180日以上等
上記保証を手厚くするには借換時の健康状態と合わせて、
加入時年齢が50歳以下等条件もありますのでご注意下さい。
お手元の償還表又は借入時の資料の団信内容は何になっているでしょうか。
借換え諸費用
住宅ローンを借換えるには諸費用(手続き費用)が発生します。
大半の金融機関でかかる費用は下記になります。
諸費用に関しては借換える費用に算入可能な金融機関が多いです。
【司法書士へ支払う費用】
・抵当権抹消費用
・既存住宅ローン繰上げ返済費用等
【借換え先の金融機関へ支払う費用】
・事務手数料
・保証料
・抵当権設定費用
・収入印紙代(金銭消費貸借契約時等)等
返済方法
返済方法は毎月の返済額が一定の元利均等返済が良いと思います。
上記内容を確認後はいよいよ借換え先を選んで実行してみましょう!
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