【広島県民向け】ガス代を賢く節約！今日からできる効果的な方法と契約先の選び方

・2025年9月現在、広島県内に都市ガスを利用する新規ガス会社はいない
・ガス代の節約方法は、
①現在の契約内容を確認
②基本料金と従量料金を把握
③適正価格を知る→各家庭に合う猟奇プランを選択する
・節約方法は、使い方を見直したり、節水シャワーヘッドや2枚蓋タイプの風呂蓋などを活用する

・物価高騰を表す指標としてよく挙げられる消費者物価指数(CPI)では、2025年8月分で前年比約3%上昇しています。
・過去デフレ傾向でしたが、原油高や円安、輸入価格上昇などもあり、かなりの高水準といえます。
・実質賃金より物価上昇が高いため、給与が上がらないと家計を圧迫してしまいます。

・ガス代は固定費の中でも毎月必ず発生し、特に冬場や家族世帯では大きな負担となりやすいです。
・家計支出の内、電気代や水道代などエネルギー関連内で約2％がガス代を占めています。

・例えば月1,000円の節約でも1年で12,000円の削減、世帯人数によってはさらに大きな効果があります。
・定期的な見直しや工夫で、浮いたお金を旅費や貯金、投資など生活向上に回せるため、モチベーションにつながります。

・広島ガス株式会社
供給エリア：広島市、呉市、三原市、尾道市、東広島市、廿日市市、福山市、安芸郡府中町、安芸郡海田町、安芸郡坂町

・福山ガス株式会社
供給エリア：福山市

・因の島ガス株式会社
供給エリア：尾道市

・広島ガスプロパン株式会社やイワタニ山陽株式会社など多数
供給エリア：都市ガスが供給されていない地域や山間部が中心

・お風呂の追い焚きはガスの消費量が多いため、できるだけ回数を減らすことが節約につながります。ちなみに追い焚きの一回あたりの消費量は、都市ガスの場合だと約100円程度、プロパンガスは約130円程度になります。
(参考)エコキュートの場合は：電気代は約45円程度が目安となります。
・家族全員が時間を合わせて続けて入浴したり、風呂蓋を巻き蓋ではなく2枚蓋や3枚蓋にして浴槽のお湯の温度を下げない工夫も大切です。

・シャワーは1分あたり約10Lのお湯を使い、その分ガスも消費します。家族一人ひとりのシャワー時間を意識して1～2分短縮するだけでも、月のガス代が大きく変わります。
・今では多くの節水シャワーヘッドが出ており、ビタミン入りやナノバブルなど様々な機能があります。シャワーの使用量が多いと感じる方はシャワーヘッドを節水タイプに交換されることをおすすめします。

・調理時は「必要以上の強火を避ける」「小さい鍋やフライパンで効率的に加熱する」などでムダなガス消費を防げます。
・浴槽にお湯を貯める時は、風呂蓋を利用して加熱効率をアップさせて、ガス使用量を減らすようにします。
・使わない間の保温機能（給湯器やガス炊飯器など）はオフにし、こまめに電源も切る習慣をつけます。
・長時間の浴室暖房乾燥機や床暖房の使用も、設定温度や利用頻度の見直しで節約することができます。
・ガス器具の定期点検や掃除で燃焼効率が落ちないようにメンテナンスしたり、経年劣化してきた場合は早めの交換で効率UPをすることもおすすめです。

・節水シャワーヘッドは通常のシャワーヘッドに比べ、水の使用量を30～50%程度カットできる製品が多いです。
・ガス代の節約につながるのは、お湯を沸かすために使うガスが減るため。水道代だけでなくガス代も合わせた節約効果が期待できます。
・具体的には、シャワーの使用量が年間数万リットル減り、その分ガスを使うお湯の量も減ることで、環境負荷も軽減されます。
・節水しながらもシャワーの浴び心地を損なわない設計の商品が多く、快適さは維持できます。
・初期費用も1年以内に元が取れるケースが多く、長期的に見てお得です。

・風呂の湯温の低下を防ぐために風呂蓋を使うことで、追い焚きの回数を減らせます。
・風呂蓋がなければ湯気や熱が逃げやすく、効率よくお湯を保温することができません。
・使用する風呂蓋も巻き蓋ではなく、2枚蓋や3枚蓋を利用することで効率的に熱損失を抑えることができます。
・風呂を使う間も保温シートや蓋をしっかりかけておくことで、熱損失が減り、ガスの消費を抑えられます。
・特に家族が多い場合や複数回入浴する場合、追い焚き回数の削減は大きな節約効果になります。

・家族それぞれがバラバラの時間帯にお風呂に入ると、湯が冷めてしまい、毎回追い焚きが必要になります。追い焚きはガス消費量が多いため、ガス代が大きく膨らむ原因です。
・おすすめは、入浴時間を家族で調整し「沸かしたら間隔を空けずに全員が続けて入る」こと。これだけで保温や追い焚きにかかるエネルギーを大幅に削減できます。
・普段より少しだけ帰宅を早めて、家族の誰かが入るタイミングに合わせる
・「子どもと一緒に入浴する」「夫婦でタイミングを話し合っておく」など、ほんの少し習慣を見直すことで続けて入浴しやすくなります。

・ガスファンヒーターを使う冬場は、できるだけ一部屋(リビングなど)に集まり使用量を抑える。
・お風呂の設定温度を下げる(ヒートショックの原因対策にもなります)
・お風呂以外にも、料理を複数品まとめて作る、湯を使う家事をまとめる…といった日中の家事も家族の生活サイクルを意識して“まとめて”行うことで、ガス使用の無駄を減らせます。

広島ガスでは、都市ガス、LPガスでそれぞれ料金プランを設定しています。
それぞれ、一般料金、暖房まるトクプラス料金、床暖まるトクプラス料金、コージェネまるトクプラス料金の4つの料金形態で展開しております。

・都市ガス：広島・東広島・呉・尾道・三原地区

※9月9日時点のHP資料となります。

・LPガス：熊野地区

※9月9日時点のHP資料となります。

LPガス：可部地区

・※9月9日時点のHP資料となります。

福山ガスでは、1か月の使用量に応じて、4つの区分で料金表を設定しています。

※表は「2025年9月検針分」適用単価を掲載しています。

一般料金の他に「選択約款」プランも用意しています。

因の島ガスでは、LPガス、都市ガス、その他プラン(用途別の選択契約)のプランで料金設定をしています。

料金表
・一般ガス料金
・時間帯別B契約
　　対象：必要が多く昼夜の使用時間帯差が大きい大口家庭・事業所向け。
・空調夏季契約
　　対象：夏期に集中して空調ガスを使う家庭向け。
・小型空調契約
　　対象：ガスヒートポンプ等小型～中規模空調機を持つ家庭向け。
・空調用A契約
　　対象：大型空調システムを導入する商業施設や大きな住宅向け。
・家庭用GCH契約
　　対象：ガスセントラルヒーティングシステム利用の専用・複合住宅向け。
・家庭用暖房契約
　　対象：ガス暖房を利用する一般家庭向け。
・工業炉契約
　　対象：家庭以外の大規模熱処理や工業用途向け。

・基本料金はガスを使う・使わないにかかわらず、毎月一定額発生する固定料金です。例えば機器の維持管理や検針、設備費用などが含まれています。
・従量料金は、実際に使ったガスの量（㎥）に対して掛かる料金です。単位料金（1㎥あたりの価格）に使用量を掛けて計算します。
・料金総額は「基本料金＋（単位料金×ガス使用量）」で計算され、消費税が加わります。

・基本料金の金額（月額いくらか）を明確にする。
・単位料金（1㎥あたりの料金）を確認して、どのくらい使ったときに安くなるかの目安を掴む。
・実際のガス使用量を踏まえ、料金シミュレーションを行う。
・例えば月に20㎥使う場合は「基本料金＋単位料金×20㎥」で計算し、他の料金プランと比較。
・ネットの料金シミュレーションツールを活用するのもわかりやすい方法です。
・一部のプランでは従量料金が段階的に上がる（段階料金制）ことがある。
・プランによって基本料金が高くても単価が安い場合やその逆もあるため、実際に使っている使用量に合わせて比較することが重要。
・料金表だけでなく、設備費用や契約期間の縛り、解約料の有無も確認した方がよいです。

現在使用している設備機器や使用量を確認の上、お得な料金プランがあるかチェックする。
①請求書を確認：基本料金、従量単価、使用量
②お住まいの地域の都市ガス(広島ガス・福山ガス・因の島ガス)の料金プランを確認
③現在利用している料金プランは提供されている料金プランの中で一番お得なのか確認

ガス代金が高い場合は、ガス会社の切り替えを検討をしてみましょう。
その際、ネット上にある比較サイトや診断ツールを利用して価格の比較をするのがおすすめです。
①請求書を確認：基本料金、従量単価、使用量
②現在利用しているプロパンガス会社の料金プランを確認
③比較サイトなどで料金の比較を行う

・全国的に知名度が高く、供給エリアも広い（例：広島ガス、東京ガス、大阪ガスなど）。
・安定した供給体制や充実した顧客サポートが魅力。
・電気とのセット割引プランなど多彩なプラン展開がある。

・地域に根ざした小規模から中規模のガス供給業者で、地元密着型のサービス。
・料金設定は柔軟で、大手よりも割安な場合や小回りの利くプランがある。
・ローカルなコミュニティや自治体と連携したキャンペーンやポイント還元があるケースも。

・電力自由化・ガス自由化により参入した新しい供給事業者で、料金の競争力が高い。
・電気とガスをセットにした割引プランが豊富で、電気とまとめることで割安になる場合が多い。
・Webやアプリでの契約・使用量管理が充実しており、利便性が高い。
・供給エリアは限定的なケースもあるため、まずは対応エリアの確認が必要。

①現在の契約内容確認
検針票や契約書で基本料金や単価、契約期間、解約条件を確認。
②新しいガス会社の比較・選定
料金プランやサービス内容などを比較検討。
③見積もり依頼・料金シミュレーション
各社に連絡し、契約前に具体的な料金見積もりを取得。
④契約申込み・供給開始
電話やWebで手続きが可能。契約書の確認は念入りに。

・解約費用、違約金の有無
解約時に費用が発生するか契約書で必ず確認。不要な追加費用を避ける。
・対応エリア
新会社の供給エリア内か必ず確認。対応外の場合、契約できない。
・工事や点検の有無
ガス種や設備によっては切替時に工事やガス機器の点検が必要。日程調整を忘れずに。
・サポート体制
問合せ対応や事故対応、緊急時の対応が迅速かなどをチェック。
・料金プランの複雑さ
基本料金・従量料金の仕組み、燃料調整費などもよく理解し、不明点は解約前に問い合わせを。
・口コミや評判も活用
実際の利用者の声を参考にすることでトラブルを防ぎやすくなる。

・余熱を利用した短時間の調理
・圧力鍋の利用で調理時間も節約
・一度に複数の料理をたくさん作る(作り置きも)
・お湯を沸かす際はケトルで必要な分だけ沸かす方がお得

・シャワーをこまめに止める
・シャワーヘッドを節水タイプに交換
・浴槽のお湯を温める場合は、追い焚きより「高温足し湯」
・風呂蓋を巻き蓋から2枚蓋、3枚蓋に変えてお湯の温度低下を防ぐ
・夏と冬で給湯器の設定温度を見直す(夏は温度を下げて使用する)

・原料費の高騰、輸送コストの上昇
・為替の影響(輸入価格の上昇)

・冬季などの設定温度の高さ
・年末年始やお盆時期などの季節的な需要増